体毛の役割りとは
体毛の役割を知ろう!
体毛の役割は何でしょうか?
体毛の本来の役割についてご紹介します。
体毛:保温機能
体の表面からの放熱を防ぐ働きです。
体毛:皮膚の保護
物理的刺激(機械的摩擦)から皮膚を保護するクッションのような役目を果たします。
頭や生殖器など大切な部分に、毛がしっかり生えているのはそのためだといえます。
体毛:センサー機能
毛に伝わった振動が接触刺激として脳に伝えられます。
体毛:コミュニケーション
毛を形成する組織のひとつひとつに、アポクリン腺と呼ばれる分泌腺が存在しています。
アポクリン腺からは、個体識別・異性を引きつけるフェロモン効果をもつ物質など様々なニオイが分泌され、そのニオイを通じて相互のコミュニケーションを図っています。
アポクリン腺はわきがの原因にもなるので注意が必要です。
体毛:紫外線防止及び太陽熱からの防御
直接太陽の熱が体表に伝わることを防いでいます。
有害な紫外線をさえぎる機能も担っています。

体毛:有害物質の排出
飲食の際に体内に取り込まれた有害物質(水銀・ヒ素など)を、毛が抜け落ちる時にいっしょに体外へ排出する機能です。
脱毛:体毛の構造について
脱毛と体毛の構造を学ぼう
体毛は皮フの外に出ている毛幹と皮フの中に埋もれた毛根から成り立ちます。
人間の体毛の数は約500万本あるといわれています。
そのうち目に見えている毛は130万本~140万本で、体毛の約3分の2が皮膚の内側にあります。
毛根の構造
毛根のの働きは脱毛と大きく関係があります
毛根の構造は下記の通りです

毛孔・・・ 毛が皮フ表面に出てくるところです。
一般的に「毛穴」と呼ばれています。
毛根・・・ 皮フの中にある毛組織全体。
毛球・・・ 毛根の最下部にあり、膨らんでいる部分。
毛乳頭 ・・・ 毛球の底辺のくぼみの部分。
毛母細胞に栄養分を送る働きをします。
毛母細胞・・・ 体毛の元となる部分。毛乳頭から栄養分をもらい、毛母細胞が分裂することで毛の成長が始まります。
毛包・・・ 毛幹全体を包む組織。
上部毛包、中部毛包、下部毛包の三つの部分に分かれています。
毛周期について
毛は全ての毛が常に伸び続けているわけではありません。
体毛の成長は3つの段階のサイクル(毛周期)があり、成長期→退行期→休止期と呼ばれます。毛の1本1本がこの周期を持って生まれ変わりを繰り返しています。

毛が皮膚の表面に出てきて伸び続けます。
栄養を盛んに吸収し、メラニン色素が多く作られます。この時期の毛乳頭は大きく、毛母細胞が活発に働いて、毛髪が伸びていきます。

細胞の分裂が停止し、抜け落ちる準備段階です。
メラニン色素の生成も停止し、毛母における細胞増殖が減少し、停止します。

次の毛を作る準備段階です。
次の世代の毛の成長につれ、これに押し上げられて毛が毛乳頭から離れ、抜け落ちます
